玉締式圧搾機のオーバーホール

装置・機械名
玉締機(中央と右側の2台)

症状・お客様の初期要望
装置が大きく傾いてしまい上方向に垂直に圧力を加えることができなくなった
傾きを直して使用できるようにして欲しい

診断結果・対応方針
装置の上下を連結しているシャフトの曲がりと、ナットの破損が原因で機械が傾いている
シャフトやナットの予備品はあるものの長さが違ったりしており、スペーサやライナーなどを製作しての調整が必要
圧力をかける油圧シリンダ部からオイル漏れもしており、シール交換が必要

作業内容
分解、不良個所の調査
スペーサ、ベース製作
シャフト、ナットの交換
オイルシールの交換
組付作業

■お客様の声
昭和初期の機械で、今まで面倒をみてくれていた機械屋さんが引退してしまい困っていました
この玉締機がないと製造ができないため、無事動かせるようになり安心しました